古物商の営業関連用語の解説

ここでは、古物営業に関する手続きのなかで、出てくる用語で、わかりにくいもの、よく聞かれるものを、当事務所で、なるべくわかりやすい言葉で解説しました。順次、増やして行く予定です。

用語解説

経由警察署長とは
古物商の許可申請は、公安委員会に申請書を提出することになっていますが、この公安委員会の管轄区域内にある営業所、すなわち店舗が多いのですが、その営業所の所在地の所轄警察署長を経由しなければならないことになっています。わかりやすく言いますと、申請書は、公安委員会宛てとして、書きますが、所轄の警察に書類を提出するということです。警察署長を経由となりますが、実際に書類を受け取るのは、窓口の担当者です。

古物商の許可を受けた後には、許可証をなくした場合の再交付の申請や、変更の届出、許可証の書換えの申請、許可証の返納といった手続きが発生することが多くありますが、これらは、原則、経由警察署長を経由して提出することになっています。

ただし、営業所の所在地の変更、取り扱う古物の区分など、その変更される営業所の所在地の所轄警察署を経由することができるものもあります。営業所が県内に複数ある場合など、利用されることでしょう。

最初に経由警察署長と決めたところの営業所がなくなってしまった場合、他の営業所があるところの警察が便利な場合もあると思います。その場合、営業所の変更や所在地の変更などとともに、経由警察署長変更届けを経由警察署長に提出します。変更届を提出した後は、そちらの新しい警察署長が、経由警察署長とみなされます。

品触れとは、
警察本部長等が必要があると認めるときは、古物商に対して、盗品の等の「品触れ」を発することができるとされています。
この品触れとは、盗品等の古物取引市場への流入を防止し、被害者からの盗品等の取り戻しをできるように設けられている制度です。

品触れを受けた古物商は、この品触書に到達の日付を記載し、その日から6ヶ月間これを保存しなければならないことになっています。この品触れは、書面だけではなく、電子メールなどでも発信できるようになりましたので、この品触れを受けた日からそのデータを6ヶ月保存しなければならないことになっています。

古物商は、品触れを受けた日にその古物を持っていたとき、または、上記の期間内に品触れに相当する古物を受け取った場合は、直ちに警察官に届けなければならないことになっています。

立ち入り検査とは、
警察職員は、古物営業法の施行上、必要があると認めるときは、営業時間内において、古物商の営業所、古物の保管場所、古物市場等に立ち入り、古物及び帳簿等を検査し、関係者に質問することができることとされています。帳簿は、電磁的方法による記録でもいいことになっていますので、パソコンなどで管理しておくといいでしょう。このように、警察は、盗品が古物商のところに行って、換金されることを防ぐためにいろいろと、調査することもあるのです。