金属スクラップ(金属くず)の許可と古物商許可

スクラップとは、みなさんご存知かと思いますが、廃金属ですね。くず鉄が有名だと思います。銅やアルミニウムもありますね。

 

これに関しては、県によっては「金属くず商取扱業」とか、「金属くず商許可」などの名称で、許可が必要な自治体もあります。埼玉は、以前は、金属くず商の許可があったらしいのですが、現在は、金属くず商関係の許可はありません。

 

他の自治体も、それぞれ都道府県の条例で決められているので、各自治体で手数料なども違います。地元の警察に確認してみることをおすすめします。最新の情報を得られるのが一番です。なかには、条例が現在は廃止されたということもありますので(ここ10年ほどの間に、条例のある県が半減したとも聞きます)。

 

古物商許可においては、古物商が扱うのは、あくまでも「古物」の売買となりますので、古物に該当しないものは除外されます。例えば、警視庁のサイトには、「庭石、石灯籠、空き箱、空き缶類、金属原材料、被覆いのない古銅線類は、古物に該当しません」と、書かれています。

 

金属原材料は、該当しないのですね。ただし、これはあくまでも金属くずを金属原材料として使う場合のことです。

例えば、自動車のボディとか、部品とかをそのままの部品(パーツのまま、商品として)として買い取る、売るような場合は、くず鉄として金属の材料としてではないので、古物商許可が必要になってきます。

 

もちろん、廃棄物として引き取る場合は、廃棄物処理としての許可が必要になるでしょう。

 

部品をそのままの場合は、古物商許可が必要になるので、金属関係のリサイクル業を営んでいる業者さんは、産業廃棄物処理業、産業廃棄物収集運搬業とともに、古物商許可を持っている業者さんがほとんどのようです。

 

後になって、この場合は、許可が要るとか、不要とか、で悩むよりも許可を先にきちんと取っておくほうが、取引の信頼の面でも安心して取引してもらえますね。