「リユースショップを活用しましょう」のチラシを見て

環境省のサイトから、ダウンロードできますが、「消費者のみなさんへ」として「ご家庭で使わなくなった製品は、リユースショップを活用しましょう」というリーフレット(チラシ)があります。

リユースショップ活用リーフレット(PDF)
http://www.env.go.jp/recycle/circul/reuse/pamph02.pdf

 

これは、「消費者のみなさんへ」とあるように、一般のお客様向けのリーフレットですが、ここに「買取りできなかったものについて、ごみとしての運搬・処理をリユース業者に依頼することはできません」と、書いてあります。

そして、「リユースできないものはお住まいの市町村のごみ収集に出しましょう」となっています。「無許可の廃棄物回収業者にご家庭の廃棄物を引き渡してはいけません」と、厳しく書いてありました。

 

上記は、一般の消費者向けのものですが、リユース業者向けのリーフレットでも、同じように書かれていました。

リユース業者のみなさまへーリーフレット(PDF)
http://www.env.go.jp/recycle/circul/reuse/pamph01.pdf

 

このリーフレットに書かれていることなのですが、「リユースショップでは、基本的に廃棄物を引き取ることはできません」となっています。

一般家庭からでるゴミは、一般廃棄物処理業の許可なしに、収集運搬も、処理も、できないからです。

 

買取の際に、頼まれたとして、自分で市町村に出すようにと、お客さんにいう。
廃棄物処理の許可無く、引き取ると、自分が処分される。

この点に気をつけてください。

 

特に、引越業の方々で、古物商を兼業している方は、買取の際に頼まれることが多いとおもいますが、気をつけてください。最近は、環境省、都道府県などでも、廃棄物収集運搬業の許可を持っていないで、運搬をしていないか、路上で点検することもあるそうです。

参考:埼玉県の平成25年の例
産業廃棄物収集運搬車両の一斉路上調査

 

引越業の個人事業主の業者さんは、古物商との兼業を考える人もいるようです。特に、引越は、3月4月に集中しがちです。その時は、ものすごく忙しいので、アルバイトなどを雇い、なんとか仕事をこなしていても、まったく引越がないような月もあるそうです。

 

いわば繁忙期と閑散期といいますか、比較的忙しくない時との差が大きい業者さんもいるようです。そうなりますと、引越が多い時に、お客さんから買い取り、比較的時間があるときに、買い取ったモノを売るためのお店を開く人もいますし、店舗がなくても、今は、ネットオークションもありますので、忙しくない時は、ネットオークションで稼ごうと考える個人事業主の方もいるようです。

 

このように、古物商として、売れるものでしたらいいのですが、なんでもかんでも引き受けてしまうとそれもまた、問題になります。自分のところで、どうしても売れなかった時は、「産業廃棄物」として捨てなければならなくなるからです。

 

この場合は、ご自分の事業所が、産業廃棄物処理の許可を持っている業者さんと(厳密に言えば、産業廃棄物収集運搬業の許可業者、ならびに、産業廃棄物処分業の許可業者ですが)、それぞれ、処理委託契約を結ばないといけないことになります。

 

このように、古物営業法を守るということは、古物商として当然のことですが、関連する法令も遵守しないといけません。末永く事業を続けていくためには、法令を守ったうえで、商売をするという意識が必要です。

 

上記リーフレットがダウンロードもできるページには、リユースに関することも載っていたので、環境省のページも確認してみてください。

環境省のページ
使用済製品等のリユースの促進