自動車査定のことなどもー自動車リサイクル専門委員会を傍聴に行って

今日のブログは、環境問題もからみますが、自動車リサイクルについてです。先日、経済産業省ならびに環境省が行っている審議会を傍聴に行きました。平成26年10月に行われた「産業構造審議会産業技術環境分科会廃棄物・リサイクル小委員会自動車リサイクルWG中央環境審議会循環型社会部会自動車リサイクル専門委員会 第32回合同会議」という長い長い名称の会議です。

 

私自身は、古物商許可のための申請代行を仕事として行っているのですから、自動車が中古市場でどうなるのか、売れなかったらどうなるのかまでは、知識として持っていません。古物商と言っても、自動車だけが商売ではないからです。古本屋、古道具屋、リサイクルショップ、中古パソコン、中古携帯販売などなど、扱っている商品は千差万別です。

 

私自身は古物商許可を取るまではわかりますが、許可を取った後の商売については、シロウトです。それどころか、私は中古品販売のお店では、お客さんになる立場です。一消費者としても知っておくのもいいかと思い、傍聴しました。

 

オートオークションのことや、中古車業界のことを知らないよりは、知っておいたほうがいいかと思いますし、そうすれば、どんな場合は、中古車として売り物になり、どういう場合は、使用済自動車として、リサイクルの対象になるのかわかります。

 

やはり、産業廃棄物もいろいろと不法投棄のことで、新聞報道されていますが、自動車においても不法投棄の問題はあるようです。

一口に中古車と言っても、中古車として売り物になるのか、それとも、使用が済んだ、使用済み自動車かの判別は、個々の状態によって変わるので、一律に何年以上たったもの、と区切ることができないということがわかりました。

 

確かに、かなり古いクルマでも、希少価値があるもの、いわゆる骨董的な価値があるクルマもあれば、年代は最近でも事故車として、もう使うことが出来ないものもあります。これは、私のようなシロウトでも理解できます。

かと言って、好き勝手に業者が決めていいとなると、バラつきが出ますし、一律に、何年以上は使用済み扱い、として線引きもできませんから「使用済自動車判別ガイドラインに関する報告書」が出されています。

 

今回の審議会は、この「使用済自動車判別ガイドラインに関する報告書」を踏まえた自動車リサイクル制度における中古車販売業者の実態を、いろいろな団体から聞くことが目的の委員会でした。

 

「使用済自動車判別ガイドラインに関する報告書」については、以下のPDFで読むことができます。

http://www.env.go.jp/recycle/car/pdfs/h2302report.pdf

 

このガイドラインをざっとですが、私も読んでみましたら、中古車の価格情報は、自動車買取サイトとか、一括査定サイトのようなものくらいしかないのかと思ったら、一般社団法人日本自動車査定協会が毎月発行しているものがあるのですね。
JAAI 主な刊行物・お申込み

『シルバーブック』」が、毎月1日発行で、消費者が中古自動車を購入する際の目安となるよう、中古車の小売価格を掲載しているとのことでした(軽乗用車は奇数月に掲載し、輸入車は偶数月に掲載している)。

それだけでなく、『査定ガイド』【グレードの見分け方】というものも発行していることを知りました。

車種、グレードを特定する為に指定番号、類別区分番号を手掛かりとした情報を掲載しています。
(通称型式、新車価格、装備品、タイヤサイズ、販売時期、モデルチェンジ時期等も収載)

これがあれば、査定についてもつかめますね。

 

なお、今回の審議会「自動車リサイクル専門委員会」については、いずれ議事録が出る予定になっているそうなので、詳しくは、その議事録を読んでいただくと正確な情報はつかめると思います。

経済産業省のサイト(今のところ、平成26年8月21日の第32回の議事録までは出ているようです)。
産業技術環境分科会
こちらのページ下部になります。「自動車リサイクルワーキンググループ、中央環境審議会 循環型社会部会 自動車リサイクル専門委員会合同会議」のところです。

 
委員会では、中古自動車販売業者の話も聞けましたし、中古車の仕入れは、オートオークションが主に活用されていて、ユーザーからの買取より多いことを知りました。売るのは、ユーザーが圧倒的に多いですが、それ以外にもオートオークションが活用されているということです。
 
オートオークション協議会の団体も報告がありまして、オートオークションに参加するには、「古物商許可」持っている業者だけ、参加可能(入会審査もあり)とのことでした。古物商免許を持っていないと、入れない業者だけのプロだけのクローズドマーケットである、とのお話でした。このことから、中古車販売業者は、無許可では仕事自体ができない、ということがよくわかりました。
 
ご興味のある方は、経済産業省のほうで、議事録アップしましたら、上記審議会「自動車リサイクル専門委員会」の議事録を読んでみてください。

私も自動車のみならず、他の中古品、中古商品に関しても、機会があれば関係役所で知識を深めていきたいと思っています。