古物商になると関係してくる「品触れ」とは

今日のブログ記事は、「品触れ」について書きたいと思います。古物営業法を読みますと、第19条に、品触れについて書いてあります。条文のなかでは、難しく書いてあります。

一部を抜き出しますと、「必要があると認めるときは、古物商又は古物市場主に対して、盗品その他財産に対する罪に当たる行為によつて領得された物(以下「盗品等」という。)の品触れを書面により発することができる」のようにです。

 

要は、盗まれた物があった場合の注意書きのようなものです。盗品や遺失物などの特徴を書き、質屋・古物商などに触れ示すことを言うのですが、この手配書のことを指していいます。

 

「品触れに係る書面に到達の日付を記載し、その日から六月間これを保存しなければならない」と、決められています。見たから、はい、わかったで、捨ててしまってはいけないのですね。最低6ヶ月は保存、保管しておくのです。

このように、警察とは古物商許可を取ったら、関係が終わりではなく、警察からの連絡があったりして、郵送物があったりして、つながりは続いていくのです(警察の担当者が直接、営業をに行く場合もあるようです)。

 

今回、私がこの「品触れ」を見たのは、京橋にある警視庁の「警察博物館」の展示で、です。それも、今、使われている形式のものと、昔のもの(明治時代)と両方です。

 

現在の「品触れ」は、コピーですが写真があって、わかりやすくなっていました。「普通品触」と「重要品触」がありました。品触れの展示のところには、被害品を発見するための手配書、と書いてありました。楽器と、ダイヤなどの指輪、宝飾品が、写真付きで書かれていました。

 

それに対して、明治時代の品触れは、文字のみで、これでわかるのかなと思うほどでした。その文字も、私にはよく読めませんでした。

 

でも、こうやって、盗難にあった被害品の早期発見に役立てているのだとわかりました。市場に出回って、時間がたてば、経つほど、わからなくなってしまいます。盗人が、盗品を売って、お金にしてしまうことを防止しなければなりません。このようなところで、質屋、古物商などは、警察と密接な関係があるのだなと、理解できます。

 

今回、初めて品触れの現物をみて、古物商の方々には、このような手配書が来て気をつけるようにしているのだなと、イメージができてよかったです。