日本リユース業協会のリユース検定

古物商が扱って売買していることは、リユースに関わることです。リサイクルショップという店名が多いので、リサイクルと思われがちですが、3Rと言われる、リデュース、リユース、リサイクルのうち、再利用ということで、リユースとなります。

このあたり、かなり混同されやすいのですが、環境省などお役所が使っている言葉を見ていると、わかってきます。リサイクルは、製品を壊して、そこから再資源化、別のモノを作るというものですね。

 

リユース検定はリユースハンドブックから出題

それで、このリユースですが、日本リユース業協会さんがありまして、そこで、「リユース検定」という試験があるそうです。行政書士のような国家資格ではありませんが、自分たちの業界のための知識を問う試験だとのことです。

 

私は、警察への代行をやっている行政書士なので、古物商ではありません。そのため、このような検定試験があることを知りませんでした。日本リユース業協会の会員以外の人でも、受験できるようになったのが、昨年、2013年からですので、おそらく会員になっていなければ、知らない人が多いのかもしれません。

 

この日本リユース業協会さんは、ハードオフコーポレーションが会長をやっていて、副会長に、コメ兵、トレジャー・ファクトリー、ブックオフコーポレーション、ゲオなど、有名な企業さんの名前があります。

リユース検定の目的は、日本リユース業協会のサイトに書いてありますが、「リユースショップ営業に必要な知識を備えた人材の育成を通じて、消費者が安心して利用できるリユース市場の形成とリユース業界の健全な発展に貢献する」という目的で始まったそうです。

 

その日本リユース業協会がやっている「リユース検定」です。どんなものなのか興味を持ちましたので、早速、公式テキストを購入してみました。

なお、リユース検定試験自体は、年2回、2月と8月にやっているそうです。1ヶ月間やっていて、その間に1回だけ受験できるそうです。会場が決まっていて、その会場にて、コンピュータ上での試験になるとのこと。

「合格者には『リユース検定合格証』および『リユース営業士認定証』の発行によってリユース営業士の資格が授与されます」と書いてありました。

 

私の場合、資格のほうは、いいのですが、リユースショップ経営に必要な知識を問うという問題だとのことなので、公式テキスト『リユースハンドブック』を買ってみたのです。

『リユースハンドブック』の内容は、古物営業法関係が大半を占めていました。古物営業法、施行令、施行規則からの内容を解りやすく書いてありました。巻末には、古物営業法、古物営業法施行規則からの抜粋もありました。法律の内容は、難しく書いてあたり、実務上ではほとんど使わないようなこともあるので、実務上、役立つものだけを抜粋しているのだと思います。

 

古物商の方々が、リユースの営業をしていく上での知っておくべき知識ですから、これから古物商許可を取る予定の人にとっては関係ある、各都道府県の公安委員会への書類のことや、許可の基準などは、もう既に許可を持っている人には、関係ない条文です。そのためにも、古物商の実際の仕事をやっていくには、このような関係あることだけの抜粋は、便利だろうなと思いました。

 
もちろん、ハンドブックには、古物営業法だけのことが書かれているわけではありません。個人情報の取り扱いだとか、家電4品目の取り扱い(いわゆる、家電リサイクル法で決められたエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの4品目)、パソコン、貴金属を扱う時のことなど書かれています。そんなに、事細かく書いてあるというよりは、読んでわかりやすく、重要なポイントを書いてあるという印象です。
 
もし、このブログを読んでいる方で、リユース検定、もしくは、『リユースハンドブック』にご興味を持たれた方は、日本リユース業協会のホームページをご覧ください。

リユース検定について | 日本リユース業協会