必要書類の収集にも、時間がかかります

本日のブログは、おおよその目安についてです。古物商許可の申請のための準備をやり始めてから、許可が下りるまでの期間の話です。

 

警察が申請書の提出先だからでしょうか。時々、勘違いというか、思い違いをなさる方がいらっしゃいますが、古物商許可の申請の場合は、警察に申請書を提出してから、警察での審査があります。それが、おおよそ40日かかります。これを、車庫証明の時のように、数日で許可になると思っている方が、けっこういらっしゃるようです。

 

「提出すれば、1週間位で連絡来るんでしょ」のような話を聞きますので、おそらく、車庫証明くらいの審査だと思っているのかなぁと、感じていました。

しかし、古物商許可はしっかり、ご本人の犯罪歴や、営業所にする場所の確認などしますので、簡単、素早く、というわけにはいかないのです。今までも、申請書を警察に提出しますと、「前もって営業する場所の確認に行きますから」と言われたことが複数回あります。

 

申請者本人にも会うのか、中まで入って確認するのか、外からだけ見て確認なのか、そのような詳しい調査方法までは教えてくれませんが、突然、警察官が来るとなると、慌てる人もいるからでしょう。「一応、前もって、言っておくからね」、といった感じで警察のご担当者の方から言われました。ご自宅などでご家庭に訪問して、古物商許可を取ろうとしていることを、ご家族の誰も知らなかったということがないように、ということもあるでしょうね。

このように、古物商の申請書を出してからも、調査だかとかありまして、審査にはおおよそ40日かかる、と言われます。もちろん、他に申請書を提出している人がほとんどいなくて、その方のだけ審査すればいい場合は、もう少し早くわかることもあります。

 

また、申請書には、添付書類として、いくつか書類を提出します。住民票、登記されていないことの証明書、本籍地発行の身分証明書、賃貸の場合は、賃貸契約書、大家さんの承諾書などです。営業所の周りの地図や営業所の写真など、警察から必要と言われた書類なども用意します。県によっては本人の写真まで必要というところもあるそうです。

 

これらの中で、意外と盲点なのが、「本籍地発行の身分証明書」です。現在のお住まいから離れた、遠方の場合、証明書のためだけに、帰省するわけにもいかないでしょうから、郵送発行ということになります。これが、自治体によっては、1周間から10日かかると言われることもあるのです(なかには、2週間かかるという返事のところもあるそうです)。

 

行政書士事務所の中には、「最短2日」でやります、のようなところもありますが、その場合は、この「身分証明書」など全部用意したうえでの「最短」ですから、お間違えなく。

本籍地が遠方の場合、そのような「最速」をうたう事務所の場合、本人に取ってきてもらうということが多いようです。なかには、委任状で書類取得も代行する場合もありますが、役所は行政書士だから早く発行してくれる、ということはありませんので、他の事務所と時間的には変わりないことになります。

このように、準備の時間には、役所が発行してくれるのを待つ、という時間もありますので、2週間くらいかかってしまうこともあるのです。また、大家さんの承諾を示すための「使用承諾書」に記名押印をお願いする場合も、同じように1週間から2週間かかる、と言われることもあるようです(これは、人によりますね。すぐ、書いてくれる方もいます)。

 

特に、警察とか、本籍地の市役所、区役所、町村役場では、急いでいるので、自分だけ先に発行してほしい、自分だけ先に審査を済ませてほしい、ということは、できませんので、ご注意ください。

以上のことから、書類の準備に2週間として、警察の審査に40日かかると見積もって、60日くらい、約2ヶ月みておいたほうがいいということです。4月開店、開業を目指す方は、2月には、とりかかるようにしないと、間に合わないことになります。