小型電子機器等のリサイクルで、有用な資源の回収と障害者の社会参加の促進を目指すそうです

以前のブログ記事に、千葉の試みで、障害者福祉事務所で小型電子機器等を集めて、それを分別、分解してリサイクルに回すというものを書きました。
障害者福祉事務所もリサイクル

 

日本経済新聞の記事を見ましたら、今度は、神奈川県でも同じような試みがあることを知りました。

日経新聞の記事は、2012年12月14日の記事
小型家電のリサイクル事業 相模原市も3月から

来春の小型家電リサイクル法施行に合わせた神奈川県内の自治体の動きを紹介した記事で、相模原市と伊勢原市のことが書いてありました。

 

神奈川県では、平成25年4月から始まる『使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律』により、小型家電の再資源化に向けた新しい制度がスタートするということで、法律の施行に先行して有用な資源の回収だけでなく障害者の社会参加の促進も図るという観点から、市町村が小型家電を福祉事業所へ引き渡し、そこで分解・分別したものをリサイクル事業者へ引き渡す事業モデルを市町村に提案したそうです。

 

伊勢原市がそのモデル事業第1号になったとのことでした。かながわモデルだそうです。
特徴は、以前のブログ記事に書いたような千葉のケースと同じく、

市町村で回収された使用済小型家電を、そのままリサイクル事業者に引き渡すのではなく、福祉事務所に引き渡して、障害者が分解・分別作業を行うということで、
1,手作業による丁寧な分解・分別で有用な資源の回収が一層図られる効果が期待される
2,この作業工程を障害者が担うことによる社会参加の促進が図られる

という2点が書かれていました。リサイクル事業者に直接ではなく、福祉事務所を中に入れるわけです。

 

神奈川県の説明は、こちらのページに書いてあります。

県内市町村の小型家電回収の取組

 

伊勢原市のホームページを見ましたら、回収する品目としては、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯型ゲーム機、CD・MD・デジタルオーディオプレーヤーがあげられていました。

伊勢原市のページ
レアメタルの再資源化を開始します~小型家電の回収モデル事業~

 

リサイクル事業者もまったく、関係しないというわけではなく、福祉事務所から分別、分解されたものを買い取ることで入ります。福祉事務所では、障害者の働く場ができるうえ、これは、作るのではなく、壊すということから、そんなに人によって、出来る人、できない人の差がなく、多くの障害者の参加が見込まれること、そしてそれが環境に役立つということから、それこそ「三方良し」のような考え方です。

 

今まで、埋め立てられてきたり、焼却処分されてきたというレアメタルの有効な再利用にもつながると聞いています。

私は、ブログ記事に書くことしか、今はできませんが、このことで、ひとりでも多くの人に知ってもらいたい、と思っています。そのような将来性のある試みだと、陰ながら応援しています。