『古本屋開業入門~古本商売ウラオモテ』(喜多村拓著)

今回のブログ記事も、古物商のなかでも、古本屋さんについての開業のご案内です。古本屋さんを開業するなら、開業前に一度は読んでおいたほうが良い書籍をご紹介します。

この『古本屋開業入門~古本商売ウラオモテ』ですが、決して読みやすい本ではありませんが、おそらく古本屋さんになる人のマニュアル的な本になると思います。流行に左右されやすいものを扱うと、大きく儲けることもあるかもしれないが、飽きられるのも早く、外れたら、ゴミの世界になるというようなことも書いてあります。

古本屋開業のノウハウを公開していますので、もちろん「せどり」なんて言葉の説明も書いてあります。古本屋さんは、本の仕入れが大事なことなども書かれています。今の時代、自分のお店のウェブサイトを持っていないのは珍しいですが、「ホームページを作る」という文章もありました。色々と工夫したこと、失敗したことも書かれています。私としては懐かしい話もありました。以前は、通信が遅く、画像が多いサイトは開くのに時間がかかるので、嫌われたことなども書いてありました。

ほかにも、古書組合に入ろうとか、自家目録の作り方とか、ヤケ、ヨレ、ヌレ、線引きなどの古本屋さん特有の言葉などの説明もあり、とても丁寧な、また、実際に業務をやっているからこそ、わかることが書いてありました。古本屋さんを目指す人は、ネット専業の人でも参考になると思いますので、ぜひ、読んでみてください。