平成23年の古物営業の概況が発表されました

平成24年5月に、警察庁より古物商許可数などが発表されました。今回のブログ記事では、発表されたものを引用しながら、見ていきたいと思います。以下、統計数などは、警察庁生活安全局安全企画課の発表の「平成23年中における古物・質屋営業の概況」に依ります。

 

許可件数は、平成14年以降一貫して増加しているとのことで、やはり世の中はエコの風潮にあるからか、中古市場の拡大と密接に関係して古物商も増えていることがわかります。平成23年末の許可件数は、古物商許可数、古物市場主許可数合せて、713,064件となり、前年比14,395件の増加です。これは、統計を取り始めた昭和24年以降で、最も多くなっているとのことでした。

 

ちなみに、ここ5年の数値を取り出してみたいと思います(古物商許可数のみ)。

平成23年 711,485件
平成22年 697,091件
平成21年 684,984件
平成20年 678,172件
平成19年 661,064件

ここからもわかるように、毎年増加です。この件数には、廃業した人、会社は除かれていますから、新規に参入している方も増えていることが、読み取れます。

ちなみに、この古物営業の許可状況には、古物営業法違反等の検挙状況も書いてあります。それによりますと、一番多いのは、やはり「無許可」です。平成23年は、16件、17人となっています。件数としては、次が、「その他」、3番目が「変更届出」となっています。これらは、検挙の数ですから、よほどのことでしょう。古物商、古物市場主に対しては、多くは行政処分としての指示処分となっています。
 

中古市場が拡大して

東日本大震災後、中古車が足りなくなるという報道を見ました。それがなくても、中古車の市場は年々増え続け、なかには、新車と変わらないくらいのものまであると聞いています。

また、中古車だけでなく、最近は、中古パソコンや中古携帯電話の市場も拡大していると聞きました。これからも古物商の許可数は、増えていくものと思われます。