「平成22年度使用済み製品等のリユース促進事業研究会報告書」から見る中古市場

これからの市場のことを考えるとき、自分の身の回りのお店の状況を見ることも、とても大事なことですが、政府が発表する数字をつかんでおくことも、同じように大事なことです。
ここでは、平成23年3月に、環境省大臣官房 廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室が発表した「平成22年度使用済み製品等のリユース促進事業研究会報告書」から、引用して、数字を見ていきましょう。

なお、世間では、中古品販売をリサイクルショップ、ユーズドショップと言うことが多いですが、環境省の用語では、「リユース」という言葉を使っていることをあらかじめ、お伝えしておきます。
まず、このようなリユースショップに対する一般の方々の印象としては、「欲しいものが安く買える」との回答が最も多く、次に「どのお店が良いかわからない」との回答が続きます。ちょっとの差で、3番目には「特に印象を持っていない」が、続きます。やはり、一番は、「安く買える」、という理由で選ぶようです。

それは、希望する価格帯のアンケート結果にも表れているようです。新品価格の何割程度であれば購入したいかとの問いには、「5割」との回答が最も多く、次いで、「3割」、その次が「4割」となっています。なお、平均値は、4割であり、中央値も4割となっています。

これは、品物の種類にも依るでしょうが、一般的イメージとして、新品の半額以下、4割程度の値段を希望していることがわかります。
また、現在、中古市場というと、衣料、子ども服、パソコン、自動車、書籍などが、目に付くと思われます。報告書には、市場の拡大可能性にも触れています。リユースポテンシャルという言葉で、表現されていますが、リユースできる可能性があるにも関わらず、有効活用されていないもののことです。「今後、新たにリユース市場を拡大させる可能性があるポテンシャル」と考えます。

使わないのに、自宅で保管されていたり、リユースショップやリサイクルショップなどに引き渡さず、市町村へごみとして引渡しされたりしているようなものです。それらのなかには、本当に故障して、直そうにも直せないものなども含まれていますので、リユース可能な割合は、減ってしまうかもしれませんが、それでも、全体的傾向が読み取れると思います。
このようにして、推計されたものは978億円となり、金額による品目別では、「カー用品」、「衣類」、「パソコン・周辺機器」、「その他」の順となっています。

以前にも、ブログの個別記事として書きましたが、中古パソコンの市場が拡大している背景には、このような数字からもわかるでしょう。このほかにも、「デジタルカメラ」、「書籍」、「スポーツ用品」なども入っていました。



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