中古車市場は被災地では、増えている

東日本大震災の後、自家用自動車をなくした被災者の方々が、中古車を買いに行ったとの話を新聞報道等で知りました。日本自動車販売協会連合会の発表でも、中古車の登録台数が増えているとのことでした。平成23年6月の発表では、宮城では、2.1倍まで増加したとのことです。

このように、増加すると、今度は、下取りに出す中古車の数が足らないという事態まで発生しているようです。なんと、新車とあまりかわらない値段になっているとも聞きました。被災地においては、別の販売業をやっていて店と駐車場を持っていたので、さらに古物商の許可をとり、中古車販売もやっている、という人もいるようです。

古物商の許可状況を統計から見る

では、警察庁から発表のあった平成22年までの統計を見てみましょう。これは、平成22年のものが統計としては平成23年8月現在、一番新しいものです。

以下、統計数などは、警察庁生活安全局安全企画課の発表の「平成22年中における古物・質屋営業の概況」に依ります。

平成22年末の許可件数は、過去最高の698,669件(古物商、古物市場主許可数を足したもの)となり、前年比1万2,092件増加しています。

以下、古物商に限って、その許可数を年ごとに見ていきましょう。
平成22年 697,091
平成21年 684,984
平成20年 678,172
平成19年 661,064
平成18年 641,252

このように、毎年増加ペースです。この数には、廃業して許可を返納した人は、除かれ含まれておりませんので、新規の方たちが、この増加数を上回る数、参入してきていることになります。

震災後は、エコの動きが加速されているように感じます。リユース、リサイクルへの関心が高まっていることが、この統計からもわかるのでは、ないでしょうか。